コンスティトゥシオン地区の宿泊施設内での盗難について、日本の大使館より注意のメールが届きました。
残念ながら、事件発生の地区名を聞いて納得してしまうのが、滞在経験からの感想です。
ブエノスアイレス地区には、私たち在住者でも気をつけなさいといわれる地区があります。
もちろん、住んでいらっしゃる日本人もいると思いますが、在住者の方は危険の察知能力や備えが違います。
観光や一時滞在でいらっしゃる場合は、比較的治安が安定している場所を滞在先に選んだ方が賢明です。
海外旅行には慣れていない、アルゼンチンの状況に不安を感じる場合は、現地在住タンゴライフアドバイザーのAKANEがサポートを行っています。
お部屋のご紹介サポートも行なっています。お気軽にお問い合わせください。
以下、在アルゼンチン日本大使館からのメールを掲載します。
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1 事件の概要
(1)日時
2024年2月8日(木)午前8時頃(発覚)
(2)場所
ブエノスアイレス市内コンスティトゥシオン地区宿泊施設(ドミトリールーム:6人部屋)
(3)被害者及び被害内訳
被害者:邦人20代男性
被害内訳:貴重品入りのバック2個(パスポート、財布(ドル現金、ペソ現金、クレジットカード、身分証明書等を含む))、被害者にケガはなし
(4)被害の状況
被害者は、2月7日夕頃に当該宿泊施設にチェックインをした。(部屋は、ドミトリー6人部屋で、ブラジル人1名、トルコ人1名、アルゼンチン人1名、国籍不明者1名及び被害者を含む計5人が同室に入居(二段ベッド3台と備付けの個人ロッカー有り)。夕食を終え部屋に戻った際、個人ロッカーにバックを収納したが、施錠は未実施。翌朝起床後に個人ロッカーを開けた際、荷物がないことに気づいた。受付に事情を説明し防犯カメラの映像を確認したところ、同部屋のアルゼンチン人がチェックアウト手続き未完のまま、行方不明になっている状況。
2 防犯対策
- ドミトリータイプの宿泊施設を利用する場合は、荷物(特に貴重品、電子機器類、高価なアクセサリー等)を露出させて置くことは避け、個人ロッカーを活用した上で必ず施錠を行ってください。この際、施錠が確実に機能しているかを確認し、不備があれば受付に申し出ることが大切です。
- ドミトリータイプの宿泊施設は、低予算で宿泊できる利点から、国内外の多くの旅行者が利用しています。一方で、施設全体のセキュリティレベルが低いため、宿泊者または外部からの侵入者による盗難等の犯罪が発生しやすく、仮に犯罪が発生した場合にも宿側のサポートを得られない事例が見受けられます。こうしたタイプの宿泊施設を利用される際には、防犯意識を高く持ち、必要な対策を施すことが重要です。
- また相部屋の特性から、例え被害に遭わなくても、盗難の疑いをかけられる等のトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、注意が必要です。
在アルゼンチン日本国大使館 領事班の問い合わせ先
Bouchard 547 Piso-15, Buenos Aires, Argentina
電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200
ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm
領事班代表メール:conbsas@bn.mofa.go.jp