在アルゼンチン日本大使館より、在亜日本人に向けて注意奮起のメールが届いています。
アルゼンチンタンゴ世界選手権に向けて、アルゼンチンへ渡航されるタンゴ愛好家の皆様と
また生徒さんを送り出す先生方には状況把握をお願い致します。
アルゼンチンでは、4年に1度の大統領選挙が近づいています。
インフレが続くアルゼンチンでは、この大統領選挙が国と国民ににとって大きな変換期です。
タンゴ世界選手権に向けて渡亜される日本人の皆様には、安全に楽しい旅行として頂きたく
状況の把握、また日本とは違うことを十分に意識して滞在をお願いします。
<観光地>
・オベリスコ
・テアトロコロン
・カフェ トルトーニ
・カフェ イデアル
はヌエベデフリオ周辺になります。特にご注意ください。
海外旅行には慣れていない、アルゼンチンの状況に不安を感じる場合は
現地在住タンゴライフアドバイザーのAKANEがサポートを行っています。
お気軽にお問い合わせください。
以下、在アルゼンチン日本大使館からのメールを掲載します。
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【ポイント】
●治安状況の改善要請や警察の対応への抗議を目的とするデモが各地で発生。
●8月13日(日)に予定されている大統領選挙予備選挙の実施に伴い、各地で更なるデモ活動が発生する可能性有り。
●インターネット、テレビ、ラジオ等を活用して付近の治安情報に注意するとともに、仮にデモ隊に遭遇した場合も近づかないようにする。
【本文】
1 各地におけるデモ発生状況
(1)8月9日(水)、ブエノスアイレス州ラヌース市において通学途中の11歳の女児がバイク強盗の被害に遭った際に死亡する事件が発生しました。
この事件を受けて、各政党は選挙キャンペーンの締めくくり行事を中止したほか、各地で治安状況の改善を求めるデモが発生しています。
(2)8月10日(木)、ブエノスアイレス市中心部(オベリスコ周辺)にて選挙に反対するデモに参加していた男性が、警官隊との衝突の際に死亡する事件が発生しました。
この事件を受けて、11日(金)には同市7月9日通りでデモ隊と警官隊が衝突する事態が発生しています。
(3)8月13日(日)に予定されている大統領選挙予備選挙(PASO:las Primarias Abiertas, Simultaneas y Obligatoria)に伴い、首都圏のみならず、全国で道路封鎖や投石等を伴うデモ活動が発生する可能性があります。
2 防犯等対策
アルゼンチンにおいて、デモ等抗議活動は日常的に発生していますが、通常は平穏に行われることがほとんどです。
しかしながら、デモ隊が過激化して破壊活動に発展する事例もあります。
暴徒化したデモ隊は商店を打ち壊しての略奪行為、火炎瓶の投てきや投石による治安部隊との衝突に至ることもあります。大統領選挙予備選挙の各投票所や各政党の事務所等の周辺でもデモ等が発生する可能性があります。デモ等が行われているのを見かけたら、くれぐれも近付かないでください。
また、常日頃から外出前には、テレビやラジオ報道からデモ情報を入手するよう努めてください。
3 外務省海外安全ホームページのご案内
外務省海外安全ホームページ(リンク下)では、アルゼンチン特有の犯罪様態に対応した防犯対策情報など掲載しておりますのでご確認ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_241.html#ad-image-0
また、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合は、大使館にご一報ください。
【問い合わせ先】
在アルゼンチン日本国大使館 領事班
Bouchard 547 Piso-15, Buenos Aires, Argentina
電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200
ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm