ホテルのロビーで盗難に遭った邦人被害について在アルゼンチン大使館より連絡が来ています。
ホテルのロビーで盗難に遭う日本人の報告がとても多いです。
海外旅行には慣れていない、アルゼンチンの状況に不安を感じる場合は、現地在住タンゴライフアドバイザーのAKANEがサポートを行っています。
お気軽にお問い合わせください。
以下、在アルゼンチン日本大使館からのメールを掲載します。
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ポイント
【ポイント】
邦人がブエノスアイレス市内ベルグラーノ地区のホテルのロビーにおいて盗難の被害に遭いました。宿泊施設を利用する際は、屋内外に関わらず携行品の管理に十分にお気を付け下さい。
内容
邦人が被害者となる事件が発生したところ、以下のとおりお知らせします。
1 事件の概要
(1)日時
2024年3月8日(金)午前8時頃
(2)場所
ブエノスアイレス市ベルグラーノ地区のホテルのロビー
(3)被害者及び被害内訳
被害者:邦人20代男性
被害内訳:バック1個(パスポート、財布(クレジットカード、身分証明書等を含む)、私用スマートフォン、社用品(PC、カギ等))、被害者にケガはなし
(4)被害の状況
被害者は、3月8日(金)午前8時頃に当該宿泊施設のチェックアウト手続きを行うため、ホテルロビー内にあるソファーの横に自身の携行品を置き、フロントに向かった。(携行品は、キャリーケースの上にバックを置き、それを上から覆うように上着をかけている状況。)所要時間5分程度で手続きを終え、一旦ソファーで待機をした後に、ホテルから移動するために荷物を手にしたところ、当人のバックが別のバックにすり替わっていることを認識した。
バックの中身を確認したところ、その中には辞書の様な分厚い本1冊と500mlのペットボトル1本が入っている状態であった。また、受付に事情を説明し、防犯カメラの映像を確認したところ、同ロビーにいる外国人女性が被害者の挙動を確認しつつ、別の位置にいる男性(荷物をすり替える要員1名)に手で合図を送った後、同男性がバッグのすり替えを行っていた。さらに、フロントには、チェックアウト手続き中の被害者の隣に別の外国人が1名おり、手続きの進捗状況を監視している模様で、荷物のすり替えが完了したと同時にホテルエントランス前に車が到着し、グループ犯と思われる上記3名が一同に、当該車両に搭乗して逃走したことが映像から確認された。
2 防犯対策
(1)アルゼンチンのホテルは、比較的評価が高いホテルであっても、ロビーへの出入りは簡単であり、宿泊者に限らず様々な人の出入りがあります。このため、ホテルのロビーであっても、決して油断することなく、携行品の管理には十分注意してください。
(2)今回の様なひったくりは、グループ犯(監視役・実行役・逃走時の援護役等)による犯行が一般的で、荷物から目を離した隙を狙って短時間で行われるケースがほとんどです。例え不便であったとしても、くれぐれも荷物から距離を置くことなく、被害に遭遇した場合のリスクを考えた上で、適切な管理を心掛けることが大切です。
(3)また、リュックサックやバック等の携行荷物が多い人は、ケチャップ強盗の標的にもなりやすいため、更に注意が必要です。
在アルゼンチン日本国大使館 領事班の問い合わせ先
Bouchard 547 Piso-15, Buenos Aires, Argentina
電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200
ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm
領事班代表メール:conbsas@bn.mofa.go.jp