【在アルゼンチン大使館より】5万人規模の大規模デモに対する注意喚起

12月10日に新たな政権になったブエノスアイレスからのお知らせです。

新たな政権になってまだ10日ですが、年末ということもあって大きなデモが行われるようです。
滞在中の皆様は十分注意してお過ごしください。

ブエノスアイレスでは、デモは毎日のように行われていますが、たまに激化します。
激化すると、関係ない通行人を巻き込んだり、流れ弾が当たったりと不幸な事故も発生することもあります。
危険とされる、コングレッソ(国会議事堂)やカサ・ロサーダ(大統領府)には近づかないようにしましょう。

海外旅行には慣れていない、アルゼンチンの状況に不安を感じる場合は
現地在住タンゴライフアドバイザーのAKANEがサポートを行っています。
お気軽にお問い合わせください。

以下、在アルゼンチン日本大使館からのメールを掲載します。

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【ポイント】
●12月20日(水)午後以降、ブエノスアイレス市国会議事堂前広場から5月広場にかけて5万人規模の大規模デモ活動が行われる予定です。
●本件デモ活動に関して、大規模化・過激化するなどデモ規定外の行動に発展した場合に治安部隊との衝突の可能性も予想されることから、決して興味本位でデモ活動を行う群衆・場所に近付かない様にご注意願います。

【本文】
1 概要
(1)報道によると、12月20日(水)ハビエル・ミレイ新政権に反発する抗議団体(ピケテロ組織)ポブ・オブレロは大規模デモ活動を計画し、主要労働組合等にデモ活動への参加を呼び掛けており、その規模は5万人を超える見込みと報じられています。同日15時頃ブエノスアイレス市国会議事堂前広場周辺に集結し、17時頃より5月広場に向け行進が行われる予定です。
(2)これに関連して、治安省は反ピケテロ・プロトコルを発表し、デモ行進は認めるものの道路封鎖は認めず、それを防ぐための措置をとる事を明らかにしています。これにより、規定に反した行動に発展した場合は、治安部隊による対処が予想され、場合によりデモ活動参加者と治安部隊との衝突が発生する可能性があることから、決して興味本位でこれらの群衆・場所に近付かない様に留意願います。

2 防犯対策 
(1)これらのデモ等活動では、大型の花火や爆竹がよく使用されます。また、警察は暴徒化したデモ隊に対し、放水銃や催涙弾のほか、銃によるゴム弾射撃等を用いて鎮圧しようとする可能性もあり、こうした衝突に巻き込まれると大変危険です。無用のトラブルに巻き込まれないため、決して興味本位で近付かないでください。
(2)また大規模デモ行進により、ブエノスアイレス市中心部では地下鉄・電車・バス・タクシー等の交通状況に多大な影響が生じる可能性もあり得ることから、外出する際には、事前にテレビ・ラジオやインターネット報道等でデモ活動の実施状況、ブエノスアイレス市内の交通機関に関する情報を事前に把握し行動する様に努めてください。

3 外務省海外安全ホームページのご案内
 外務省海外安全ホームページ(リンク下)では、アルゼンチン特有の犯罪様態に対応した防犯対策情報など掲載しておりますので、是非ともご確認ください。 
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_241.html#ad-image-0
 また、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合は、大使館にご一報ください。 


【問い合わせ先】

在アルゼンチン日本国大使館 領事班
Bouchard 547 Piso-15, Buenos Aires, Argentina
電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200
ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm
領事班代表メール:conbsas@bn.mofa.go.jp

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