2つの空港の位置と場所
アルゼンチンの玄関口、首都ブエノスアイレス周辺に空港は2つあります。
エセイサ空港とホルヘ・ニューベリー空港です。
エセイサ空港(EZE)
正式名;Aeropuerto Internacional Ministro Pistarini(ミニストロ・ピスタリーニ国際空港)
通称:エセイサ
特徴:国際線のほとんどの便がエセイサ空港に到着する。
ブエノスアイレス市内までは、車で1時間弱。電車は通っていない。
正式名称で呼ばれることはほとんどなく「エセイサ」と呼ばれることが多い。
ホルヘ・ニューベリー空港(AEP)
正式名:Aeroparque Metropolitano Jorge Newbery(アエロパルケ メトロポリターノ ホルヘニューベリー)
通称:アエロパルケ
特徴:ブエノスアイレスの市街地に近く、ラプラタ河のそばにある。中心地までタクシーで20分程度。
国内線や近郊の国(チリ・ブラジル・ペルー等)からの便が多い。ホルヘニューベリーと言っても通じないことが多い。「アエロパルケ」と呼ばれることが多い。
エセイサ空港は、国際線の便が到着し、ホルへ・ニューベリー空港は国内線の便や近隣諸国からの便が到着するイメージです。もちろん例外もあります。
東京近郊の空港イメージと比較すると、エセイサ空港が成田空港、ホルへ・ニューベリー空港が羽田空港のような感じです。距離感もエセイサ空港は市内から1時間程度の郊外にあり、ホルへ・ニューベリー空港は市内から20分程度の位置にあります。
空港内での準備
両替
両替の率が悪くなるので空港での両替はお勧めしません。
ただし、現金がないと不安な場合や到着が夜間になる場合は最小単位で両替しましょう。(市内の両替所は17時で閉まる店が多い。)
→AKANEの到着サポートでは、還元率の良く安全な両替所のご紹介や、スーパーでの買い物の仕方、SUBE(バスや地下鉄乗車用カード)購入とチャージ、カフェの入り方などをご紹介しています。
滞在の基礎づくりが不安な方は、是非ご利用ください。
通信手段の確保
SIMの入れ替え、e-SIMの切り替えをし、Wifiの電源を入れましょう。
あまりお勧めはできませんが、空港内には無料のWifiもあります。
宿泊先やお世話になる人への連絡
連絡手段ができたら、宿泊施設やお世話になる方にエセイサについた旨の連絡をしておくと良いでしょう。
ブエノスアイレス市内で待ってくれている人がいるなら、1時間弱で市内に到着するな、という心の準備ができます。
空港からの市内への移動手段
ブエノスアイレス市内までの交通手段は4つです。
電車は走っていないため、車やバスで高速を移動します。
ブエノスアイレス市内までは混雑がなければ、約50分程度です。
お迎え
いちばん安全なのは、知人にお迎えに来てもらうこと。
初めてアルゼンチンに来る場合は、安心もひとしおですね。
レミース
到着カウンターで空港に出店しているレミースも安全です。
カウンターで支払いをして、市内まで送ってくれるタクシーのようなもの。
市内の場所によって差はありますが、50ドルから60ドル程度です。ドル払いやカード払いも可能です。
空港バス
リーズナブルに移動したい場合は、空港バスもあります。
ただし、市内へ到着した後バス停からはタクシー利用になります。
降車したバス停で待っているタクシーは観光客価格を提示することもあるので注意ください。
Uber
Uberアプリは日本語も使えて便利です。
しかし、EZE空港や市内から遠い場所での利用はお勧めしません。
登録情報を偽装し、捨てアカ(捨てる用のアカウント)を使って強盗する事件も起こっています。
空港に降り立つ旅行者がある程度のお金を持っているのは、周知の事実です。
またエセイサ付近は治安のよくない場所もあるのでご注意ください。
空港内
エセイサ空港は、マクドナルドやスターバックスなど日本人も見慣れたお店があります。
カフェやトイレも綺麗で充実しているので、安心するかもしれませんが荷物から目を離さないよう十分気をつけてくださいね。
気をつけたいこと
旅慣れた方こそ気をつけたいのが、少しでも安くするためにタクシーと交渉して乗車するなどの行為。
アルゼンチンでは、命の危険に晒される可能性もあるので気をつけましょう。


これは報告されたごく一部の情報です。
大きな荷物を持って他国から旅行する方は確実に現金を持っています。
空港周辺では、そういった旅行者を狙う一団がいるため十分お気をつけください。