2020-12-22

さくらんぼの季節

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そろそろクリスマスの準備、という今日この頃。
さくらんぼの季節がブエノスアイレスに到来。

さくらんぼは、日本でいうアメリカンチェリーになるので少し色黒。
昔、アメリカのさくらんぼ農場で働きながら語学学校に通っていた兄が、「アメリカンチェリーだって上手いのは佐藤錦と同じか、それ以上だ。」と言った時、全く信じられなかったけど、今ならわかる。

そして、めちゃめちゃ安い。この時期1キロ300円くらい。

私はアメリカンチェリーを買ってきたら手につかめるだけ豪快に掴んで、個数関係なく、好きなだけ食べるのが好き。
1キロくらいペロリと食べてしまうが、実はさくらんぼの食べ過ぎは良くないらしい。

小さい頃、さくらんぼがデザートに出る時はお皿に分けるのは私の仕事だった。
デザート用のお皿を並べて、5粒くらいずつ家族が両親と兄、祖父母がいたので6人分に分けていく。

合計30粒のさくらんぼの中で、選りすぐりの赤く大きいさくらんぼを自分の皿にどう集結させるか、が私には最大の課題だった。
そして5粒しかないさくらんぼを大切に食べたっけな。

アルゼンチンは、野菜が美味しい。
日本の野菜の「甘さ」に焦点を置いた品種改良は多分されていないのか、もっと野生的な味だけど、自然な野菜本来の甘さも強い。

スーパーで買うよりも、やっぱり八百屋で買う方が私は好き。
最近は、産地直送やオーガニック野菜の袋付を頼むと自宅まで持ってきてくれる便利なサービスもあるみたい。今度頼んでみよう、と思ってまだチャンスがない。

八百屋の前に行くと、甘いフルーツの香りに誘われる。
店頭には、美味しそうな野菜と干からびた野菜が同じように並んで、夏の南米の直射日光にひたむきに耐えている。
今、旬のものは光を浴びて本当にツヤツヤで美しく弾けるように輝いているし、数日前に入ってきた野菜は、ますます水分を奪われ干からびて、今にも朽ち果てそうである。

実はそういう八百屋で、輝く野菜を選んで買うのがたまらない。今日はこれで何作ろう!とモチベーションが劇上がりするのだ。

「若い女の子が好き」と思う男性心理に似てるかもー。と1人で想う、40代に入ったばかりの主婦である。

 

ブエノスアイレス市内には、郊外から野菜や肉、魚、乾物、日用品をトラックで運んでいたる所で販売しているサービスがある。
決まった曜日に、決まった場所で販売している。
ここはパレルモのラスエラス公園の横のフェリア。

めちゃめちゃ安くはないけど、産地直送ってことで人気のサービス。
午前中は、長蛇の列ができることもある。

こういうことを「市」としてやるのは素晴らしいよね。
都内と同じで、市内在住者は車がない人も多くいるので、郊外から運ばれてくる野菜はとてもありがたいし、販売元も市がまとめて販売してくれたらありがたいと思う。

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